年間に、私以上に税についての執筆をしている人はいない!というくらい毎日、毎日、税についての作文を書いています!
学生の皆さん、こんにちは!税理士法人YFPクレアの越尾です♪
多分、税についての執筆量は全国トップレベルの私…実は小学校の頃は作文コンクールで受賞したり、区の文集に学校代表で掲載されたりと、子どもの頃から執筆が大好きでした。
だからこそ、税についての作文…と聞くといてもたってもいられねぇ!オール私の得意分野!!
おっと…失礼…大人気なく歓喜してしまいました。
実はわたくし、税理士法人YFPクレアの広報や営業を担っておりまして、日々毎日のように税について書いています。
来る日も来る日も…1日2本程度は書いています。日々書きすぎてネタ切れを起こすほどに。
ネタ切れを起こしては、「ああ…アレも書いてない」「これもまだだ…」と次々にネタが沸いてくるのですよ。
その中でも当サイト「わかる税」は皆様のような学生が読んでもわかりやすい!を心がけております。
せっかくの夏休みですから、夏休みの強敵「作文」を一刻も早く終えつつ、皆様に正しい税の知識を知ってもらいつつ、楽しい夏休み、充実の夏休みをエンジョイして頂きたく、これは作文向きのネタじゃないかな?と思う税金や税の制度について紹介します。

まず、受賞を狙うなら…
受賞作品、片っ端から拝読致しまして、分かったことは下記の通りです。
- 絶対に納税を否定しない!納税しよう!という心情で書く
- どんな税金でもOK!
- まずは身近な税金やどんな税金があるのかを調べてみよう!
- 税金の使われ方を調べてみよう!
税金の使われ方
多いのは、警察や救急車、医療費、図書館や都市インフラにも税金は使われてる。というのが多いですね。
ご自身の街で最近作られた公的な施設があったらそれをネタにしてみると、その施設を作った大人は喜びます。
学生の皆さんにとって、消費税は身近な税金かと思いますが、使われ方は実は賛否両論ある税金でもあり、徴収方法(集め方)、インボイス制度(会計処理の仕方)、使われ方まで非常にややこしい税金です。学生の多くは税金についてあまり知らない中で、いきなり消費税を調べると、おそらく脳みそがパンクします。
なので、下の方にもっと身近に感じやすい税金を紹介していますので、ぜひご覧下さい。
書き方のコツ
さて、今度は書き方です。
税の作文はある程度、型が決まっているので、それに合わせて書くと書きやすいかと思います。
作文というのは大体、起承転結の4部構成か、起承結の3部構成だと、書き手も読み手もしっくりきていいですよ!
実は、この構成は、作文だけではなく、仕事を始めるときの「職務経歴書」、仕事の「プレゼンテーション」などでも人の心を吸い寄せて大いに活用出来ます。
学生のうちから使えるようになると、いいアドバンテージを得られます♪
例として3部構成でどんな風に書くといいか、解説します。
その税や税金の使い方が気になった体験から書く
なんでその税金が気になったのか、その税金の使い道が気になったのか、素直に書いてみましょう。
子どもの素直な疑問や感動は大人にとっても、とても興味関心があります。
皆さんの「なんでだろう」や「どうして?」を書いてみましょう!
調べたことを書いてみましょう!
原稿用紙の枚数指定があるので、ある程度内容をしぼる必要があると思います。
言いたいことは1つか多くても2つに絞るといいでしょう。
税金や税の使い道を軽く紹介した上で、一番大事なのは貴方が感じたことです。
「こんな税金があったんだ!と思った。」とか「なんでこんな使い方なんだろう?」とかです。
学生たちの素直な疑問や調べたことは、毎日税の作文をしている私にとっても勉強になりました。
【締めくくり】その上で、こんな役に立つなら税金払いたい!という前向きなメッセージ
これは必須です。
納税意識高い系の締めくくりは必須と言えます。
なんていう言論統制…納税意識高い系作文が受賞しやすい上、書きやすいかと思います。
身近なようで、全然知らない!税金たち
弊社は税理士事務所。普通に「所得税っていう税金があるよ!」「消費税っていうのはね?」と解説するのはつまらないでしょう。
多分、当サイトにたどり着くまでにいっぱい調べてきたのではないでしょうか?
だからもっと変化球でおもしろネタ税を学生に知ってもらい、税について考えたり知るきっかけになったら嬉しいです。
森林環境税
2024年度から新たにスタートした「森林環境税」。
この税は、森林の整備や保全を通じて、地球温暖化の防止や自然災害のリスク軽減につなげるための財源として導入されました。
東京や大阪に暮らしている皆さんは「東京や大阪で使う場所ある??」と思ったりしませんか?
地方の皆さんは「あ!!あそこの森の工事…もしかしてコレ!?」と思い当たる節があるかもしれません。
そして、皆さんの住む市区町村でもどんなことにいくら使ったか、その成果はどうか?などをネット上で公表しています。(公開が義務付けられています)
そのため、調べやすい上、森林という目に見えるものなので、とても書きやすいのではないでしょうか?
日本ではゲリラ豪雨も増え、この10年間で土砂災害が増えている傾向があり、それらの災害から人々が暮らす大地を守るための森林環境税…使い方は実は、各都道府県・各自治体に任されています。
皆様の街では、どんな形で森林環境税が役立っているか…ぜひ調べてみて下さい!
理科や社会で学んだ「森の役割」と税が結びつく瞬間です!
地球温暖化や環境問題といった皆さんにも興味がある内容ではないでしょうか?
森林環境税の目的や使い方について、まとめているのでぜひ御覧ください!
森林環境税について
森林環境税 高すぎ!?目的と使い道を紹介!
森林環境税について書かれたどのサイトよりも詳しく!できるだけわかりやすく書いています!
私自身、森林環境税のことを調べていたら「この税金なら払いたい!払って応援したい!」と思ったので、税の作文にはもっていこいのオススメのイチオシ税金です!
【夏休みの旅行とセットで】税金が高くても幸せ!フィンランドとスウェーデンの話
私自身の経験を元にしたまさに「税の作文(大人部門)」のような話ですが、旅行というのはただ楽しい!を実感するだけではなく、学びがあってこそ!!と真面目っ子な私は思うのであります。画面越しでは決して得られない経験こそが一生の思い出に残るシーンになったります。
実際、アラフォーの私は子どもの頃からいっぱい旅行に行きましたが、一番印象に残り、その後も行動を変えるきっかけになったのは二十歳のときにいった「ベトナムの戦争跡地」でした。恥ずかしながら、毎年のように海外旅行に行っていたのにも関わらず二十歳になるまで、広島、長崎、沖縄といった、戦争で大きな被害を受けた地には行ったことがない…ということが日本人としてとても恥ずかしく感じました。その後、すぐに沖縄旅行を計画し、白百合の塔を始め、戦争跡地に献花することが出来ました。
というわけで、私自身、毎日毎日文章を書いている身としては、どれほど調べて勉強しても、体験したことや実際に見たものからの感動や衝撃は何よりもまさると感じています。また、それが一番人を感動させます。
ちなみに、私の「税の作文(大人部門)」はフィンランドとスウェーデンの話し。
スウェーデンでは、子どもにかかる教育費はすべて無料。私自身が子育てをしているので、日本との差は少し書いています。
税金が多いのは大変なことだ!!という前提の子たちにはちょっと読んでもらえるといいことあるかも!
重税でもハッピー!多幸感の高い高納税国
税金が高い国なのに高幸福度。フィンランドとスウェーデンで見た“納得できる社会”
私自身の経験や見たもの、しらべたものを記載しています。
今話題の「関税ってなに?」
トランプ関税25%とか15%とかいろんなニュースが流れていますね。夏休み中もまだまだ話題になるかと思います。
ニュースになっているのは自動車にかかる関税が多いのですが、実は、日本はお米を作ってくれる農家を守るために、海外からの輸入米には700%の関税をかけています。つまりアメリカで1ドルで売られているお米は、日本では7ドルになる!ということです。
びっくりするくらい関税をかけていますが、これはすべて、日本の農家を守るためのもの。
皆さんの毎日食べているお米。もし関税がなかったら、日本の農家はみんな農業をやめてしまい、もう美味しいお米を食べられなくなっていたかもしれません。
関税について調べてみるのも面白いかもしれませんよ!
そう思うと意外と「税金って身近!」と感じてきませんか?
関税ってなによ!?
アメリカ関税15%と日本の80兆円投資 ― 自動車も農業もどうなる?
関税について詳しい小学生、中学生、高校生はそう多くはないはず!
大人でも知らない人が多いので、教えてあげてね!
国民民主党がしつこく言ってる「基礎控除」は、日本国憲法由来の税制だと知ってた?
日本には「日本国憲法」という憲法があります。おそらく小学校高学年になったら教わっているかと思います。
日本の法律というのは、この日本国憲法を中心に決められているんです。もちろん税金もそう。
日本国憲法は「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」の3本柱がありますが、その基本的人権の尊重の中にも「第25条 生存権」を知っている小学生や中学生もいるのではないでしょうか?
「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
という一文があります。これが税の制度に落とし込んだのが、今話題の「基礎控除」です。
社会の時間に学んだ「憲法」が税に落とし込まれている…というのをどう感じますか?
学んだものを学んだだけ…ではもったいない!何に生かされてるのか!?どうしてか!?など深堀りしていくと楽しいのが学問のいいところ!
日本国憲法が税制に落とし込まれたら?
◎基礎控除とは?58万円への引き上げは“減税”?【税知らない人向け】
基礎控除がどういうものなのか、を丁寧に解説しています。
◎【基礎控除の歴史】時代にあわせてきた生存権
こちらは外部のページですが、弊社のサイトで、私が書いたコラムです。
歴史の教科書には載らない歴史を知って感じることを作文にするのもいいですよね。
まとめ!
夏休み中の皆さん!ぜひ参考にしてみて下さい!
今後も、皆様が夏休み期間は、皆さんが書きやすそうな税金の話があったら当ページのガンガン追加していきます!
今日見ても気になる税金がなかったら、また覗いてみて下さい♪
投稿者プロフィール

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税理士法人、行政書士法人、社労士事務所などのグループです。
税制は複雑化していく一方で、税理士を必要としない人々の税に関する知識は更新されていない…と感じ、より多くの人が正しい税知識を得て、よりよい生活をしてもらえたらいいなぁと思って開設したサイトです。専門用語には注釈をつけたり、いつも払っているだけの税金のその先も知ってもらえたら嬉しいです。
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