「支払いを遅れたけど…もしかしてブラックリストに入った?」
そんな不安を感じたとき、実は自分で確認する方法があります。
ブラックリストってなに?

実際に「ブラックリスト」という名簿があるわけではありません。
正しくは 信用情報機関に延滞や事故の記録が載ること を指します。
この情報はローンやクレジットの審査で必ずチェックされます。
信用情報機関は3つ!気になる返済ごとによって異なります。
日本には3つの信用情報機関があります。
それぞれが扱う情報が少しずつ違うので、気になる機関を確認しましょう。
- CIC(シーアイシー)
クレジットカードやショッピングローンの情報が中心
👉 公式サイトはこちら - JICC(日本信用情報機構)
消費者金融やカードローンの情報が中心
👉 公式サイトはこちら - JBA(全国銀行個人信用情報センター)
銀行の住宅ローンや自動車ローンなどの情報が中心
👉 公式サイトはこちら
「住宅ローンを受けたい」といった大事な場面では、CICとJICCを両方チェックしておくのが安心です。
どうやって確認する?
本人なら誰でも「情報開示」を申し込めます。方法は3つ。
- ネット開示(スマホ・PCから)
即日で確認できる場合もあります。 - 郵送開示
書類を送って1週間ほどで結果が届きます。 - 窓口開示
東京・大阪などの窓口で即日確認可能。
費用は 500円〜1,000円程度。思ったより手軽です。
どんな記録があればブラック?
開示結果に次のような言葉が出ていれば要注意です。
- 延滞(61日以上の支払い遅れ)
- 異動(強制解約・債務整理・自己破産など)
- 代位弁済(保証会社が肩代わりした)
これらは完済後でも 5年程度は残る のが一般的です。
まとめ
ブラックリスト入りしているかどうかは、自分で簡単に確認可能。
不安に思ったら、早めに情報開示をしてスッキリしましょう。
記録があったとしても、正しく返済を続ければやがて消え、信用は回復できます。
投稿者プロフィール

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税理士法人、行政書士法人、社労士事務所などのグループです。
税制は複雑化していく一方で、税理士を必要としない人々の税に関する知識は更新されていない…と感じ、より多くの人が正しい税知識を得て、よりよい生活をしてもらえたらいいなぁと思って開設したサイトです。専門用語には注釈をつけたり、いつも払っているだけの税金のその先も知ってもらえたら嬉しいです。
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