はじめてのふるさと納税｜やり方をわかりやすく解説！

「ふるさと納税って聞いたことはあるけど、どう始めればいいかわからない…」
そんなあなたに向けて、ふるさと納税の仕組みから、始め方、注意点まで、やさしく解説します！

ふるさと納税ってなに？

ふるさと納税とは、自分の好きな自治体に「寄付」をすると、
その分、所得税や住民税が控除される制度です。
しかも、多くの自治体ではお礼として「特産品（お肉やお米など）」がもらえるのが魅力！
更に、普通の納税では出来ない税金の使い道の希望も出せます。
返礼品なしの、災害などの被災地へ寄付も控除の対象になります。

たとえば…

ある自治体に2万円寄付 → 実質2,000円の負担で、おいしい返礼品が届き、
残りの18,000円は翌年の税金から差し引かれる仕組みです。

ふるさと納税する金額の３割以内の返礼品と定められているため、普通に買うよりは高くつきますが、普通の納税ではつかない返礼品が届き、更にその地域の需要を

ふるさと納税の始め方【５ステップで解説】

STEP1．自分の控除上限額をチェックしよう

まずは「いくらまで寄付できるのか（＝控除される上限額）」を知ることが大切。
年収や家族構成によって異なります。

▶目安を知りたい人は、「ふるさと納税シミュレーター」などを使って簡単に計算できます。
簡単シミュレーションと詳細シミュレーションがあることがあります。（ふるさとチョイスや楽天）
その場合、年の途中までは簡易版でサクッと。
ギリギリまでふるさと納税を楽しみたい方は12月になって源泉徴収票や医療費控除など色々な数字が確定してきたら詳細版をして、残りをどうするかを検討する…などがおすすめです。

ふるさとチョイス　https://www.furusato-tax.jp/about/simulation

STEP2．寄付したい自治体や返礼品を選ぼう

寄付先はどこでもOK！出身地でも、旅行で行った街でも、全く縁のない場所でも大丈夫。
「特産品」「使い道」「応援したい自治体」など、基準は自由です。

▶ ポータルサイト（例：さとふる・ふるさとチョイス・楽天など）を使えば、簡単に比較・申込みができます。
2025年9月末までならば、ポイントも付くのでお早めに！

STEP3．寄付の申し込みをしよう

ポータルサイトや自治体の公式サイトで申し込みます。
クレジットカードや銀行振込など、支払い方法も選べて便利。

STEP4．返礼品と「寄附金受領証明書」が届く

返礼品とは別に、寄付した証明書も郵送されてきます。
この証明書が「税金の控除手続き」に必要なので、大切に保管しましょう。

STEP5．控除の手続きをしよう

税金の控除を受けるには、手続きが必要です。方法は2つあります。

方法① ワンストップ特例制度（確定申告が不要な人向け）

以下の条件を満たす人は、書類を提出するだけで控除が受けられます。

1年間の寄付先が5自治体以内
給与所得のみで確定申告が不要な人

※ 寄付のたびに「ワンストップ特例申請書」を出す必要があります。

方法② 確定申告をする（事業主・医療費控除を受ける人など）

確定申告時に「寄附金受領証明書」を添付すればOKです。

注意点とアドバイス

実質負担2,000円で済むのは「控除上限額」内で寄付した場合だけ。
同じ自治体に複数回寄付しても「1自治体」とカウントされます（ワンストップ特例制度上）。
年末ギリギリの寄付は、手続き漏れに注意！（12月中旬までに済ませるのがおすすめ）
楽天やさとふるなどのサイトで寄付した場合、サイトから寄付した内容を電子証明書を発行でき、それをe-taxで使える様になりました！
とても便利で、面倒な入力もなし！しかも、楽天では即時発行してくれます。確定申告をする方はぜひ活用しましょう！